[2025年に成人式をお迎えのお嬢様・ご家族様] そもそも振袖はなぜ着るのでしょうか? ~岩手県一関市・和とわ総本店~

 

紅葉

 

皆さん、こんにちは。

岩手県一関市の和とわ総本店です!

すっかり秋ですね。

そろそろダウンを出そうかどうしようか迷っているところです。

成人式にはみなさん振袖を着用されますが、

そもそもなぜでしょうか。

和とわの店長がお話しさせていただきます。

 

*1・未婚の第一礼装が振袖です!

 

1824

 

振袖の特徴は、袖が長い振りですね。

振袖は、未婚女性の第一礼装です。

 

黒留袖

 

ちなみに既婚女性の第一礼装は、黒留袖(くろとめそで)です。

あまり馴染みがないかも知れませんが、結婚式に新郎新婦の母親が着用する、

五つ紋の黒くて、豪快なおめでたい柄の着物がそれです。

振袖との大きな違いは袖の長さです。 

未婚のうちは長い振りの袖で、結婚して袖を留めるから留袖というのだそうです。

長い振りを振って厄を払うという意味が、振袖にはあります。

病気や厄に取り憑かれることなく人生を歩んで欲しいという願いも込められています。

本来おめでたいイメージの振袖は、厄払いになります。

他に厄払いの着物と言ったら、黒紋付。

つまり喪服です。

喪服はお葬式に着用する着物なので、縁起が悪いイメージを持つかもしれませんが、

厄払いとして19歳の女性の本厄で、お母様がご用意して差し上げるお祝いの品です。

最近では喪服を着用する習慣も減ってきているように見受けられますが、

きちんとご用意してくださった、お母様もいらっしゃることと思います。

 

喪服

 

*2・いつから成人式が行われるようになったのでしょう

 

日本では当たり前に行われております成人式。

これは他の国にはない文化なのだそうです。

民族衣装の着物を着て行われる行事は、世界的にも評価をいただいています。

成人式が初めて行われたのは、埼玉県蕨市です。

昭和21年11月22日のことです。

戦後すぐですね。

これからの時代を担っていく若者を励ます目的で「青年祭」としたようです。

今の平和な時代からは考えられないことも多いですが、

戦後は二十歳の若者は国からも期待されていたのでしょうね。 

開催時期については、ご存知の方もあるかと思いますが、

成人の日は1月の第2月曜日となっています。

ただ、冬の開催では雪が降ると交通手段も制限されたりするので

夏に行っている地域もあります。

また和とわがあります岩手、宮城など東北では

成人式の前日の日曜日に開催されています。

岩手でも夏に行われている地域もあります。

お盆の帰省に合わせて行われているのが、ほとんどのようです。

 

成人式情報

 

*3・いつから振袖を着るようになったのでしょうか

 

かつて振袖は男女問わず着ていたそうです。

16歳前後の子供が着ることを想定していたために、サイズは小さめだったようです。

江戸時代後期になって、振袖は女性と子供が着る物という文化が定着しました。

それからは男性は振袖は着なくなったという説があります。

江戸時代の女性は、

小袖(こそで)と言う袖が短い着物を日常的に着ていました。

時代が過ぎ、江戸時代中期頃からは小袖の袖丈も

だんだんと長くなってきたようです。

またその理由も

①長い袖が舞台で綺麗に見えたから

②振るという動作が厄払いやお清めができると考えられていたから

③江戸時代の踊り子が袖を振ることで感情を表していたから

などあったようでした。

そして今とは違って振袖で愛の告白もしていたようです。

自分から好きと伝える場合は左右に振って

嫌いと伝える場合には前後に振ったとも言われています。

現在の「フラれた」は振袖の「振られた」からきてるそうです。(なるほど)

男性が恋文を袖の中にそっと忍ばせたなんて話も聞いたことがあります。

(ロマンティックですね)

きっと時代の最先端をいってたのでしょうね・・・・(ステキ)

今では成人式は当たり前の時代になっていますが、

こんな歴史があるなんて知らなかったですね。

振袖選びの時にそんなことも思い浮かべていただけたら嬉しいです。

 

【関連ブログ】

2022.4.9 18歳成人について(https://furisode.wa-towa.jp/2022/04/09/post-4785/)

2021.11.05 古典柄振袖の柄の意味(https://furisode.wa-towa.jp/2021/11/05/post-3961/)

2021.10.15 振袖の染め(https://furisode.wa-towa.jp/2021/10/15/post-3745/)

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岩手県一関市の和とわ総本店は、2018年2月22日 たかはし屋大町店とエスピア店が統合移転。

2019年11月には栗原市のイオン店が移転統合し1店舗となりました。

たかはし屋大町店は200有余年の歴史のある老舗呉服店です。

地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。

「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、振袖地域1番店を目指し、お振袖選びから、前撮り撮影家族成人式成人式当日のお支度卒業袴のレンタル、アフターケアなどのすべてのサポートを承っております。

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