振袖の時インナーはどうしたらいいの？
皆さんこんにちは！岩手県一関市にあります和とわ総本店の直井です！
最近お客様からこんな質問をされることが増えてきました。
「振袖を着るときは下着はどうしたらいいですか？インナーは着てても大丈夫ですか？」というものです。
和装と洋装では理想とされるシルエットが違います。曲線で立体的な洋装ではメリハリのある凹凸なシルエットが求められますが、和装ではできるだけ凹凸のない平面的なシルエットが理想とされています。
そんな時に便利なのが「和装用下着(和装ブラ)」です！
実際の違いは？
和装用の下着は胸の膨らみを抑え、立体感が出ないようにする効果があります。
特に胸が豊かな方は振袖を着た時に胸が強調されないようにするために使います。「和装用」と聞くと胸を「潰す」というイメージが強いかもしれませんが、実は「潰す」というよりも「鳩胸を作る」というのが正解ですね。
振袖の着姿が美しくなるようにデコルテの辺りから肉付けし、胸と鳩尾の差を少なくします。
実際に比べてみるとこんな感じです↓
（↑着用前）
（↑着用後）
どうですか？着姿に結構差がありますよね。
通常の下着で振袖を着用するよりも、和装用の下着の方が帯の位置がしっかり上がっていますよね。帯の上に胸が乗っていたり、帯全体が下がっていたりすると老けた印象になってしまいます。
特に振袖は、他の着物よりも帯を胸高に結ぶので胸元の補正が重要になってきます。
後ろで豪華に形作られる帯結びが綺麗に決まるかどうか、360度どこから見ても美しく見えるかの分かれ目が、その土台となる補正です。一生に一度の晴れ着姿なので、ぜひこだわっていただくことをおすすめします。
まだある和装下着の効果
和装下着を着用することによって、タオルや綿を使う量が減り、スマートにより快適に振袖を切ることができるのです！着物に慣れていないお嬢様が、前撮りや成人式当日に快適に過ごすための「コツ」とも言えますね。
インナーはどんなものがいい？
私が成人式をしたところではホールでの開催だったので、暖房もしっかりきいていてそれほど寒さは感じませんでした。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため屋外で成人式を執り行うところも多いようです。
外で成人式が開催されるとなると、やはり気になるのは「寒さ」ですよね。冬にはヒートテックがないと辛いという女性も多いはず…。
振袖は通常の着物よりも衣紋(後ろ襟の部分)を開けて着付けをするので、インナーもそれに合わせて襟の開き具合が広いものを選びましょう！
だいたいこのくらいが目安です！キャミソールやタンクトップの場合もこれくらいのものを目安にしていただくといいと思います！フロントも鎖骨がしっかり出るくらいが目安です。色も白やベージュなどなるべく薄めの色だといいですね。
襟元が寒そうに思う方もあるかもしれませんが、屋外にいる時はショール(白いふわふわ)をしているので寒さは気になりませんよ！ご安心ください♪
いかがでしたか？あまりピックアップされないインナー類ですが着物を着る上でとても重要な役割を担っているんですよ。
朝早くから支度が始まって長時間着ている振袖だからこそ、楽して綺麗に切られるように和装下着を取り入れてみてくださいね！
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岩手県一関市にあります和とわ総本店は江戸時代から９代続く老舗呉服店です。
地域密着型店舗として、一関市、お隣奥州市や宮城県栗原市、登米市、気仙沼市などから沢山のお客様にお越しいただいております。
「和のある豊かな人生を永遠に応援し続けます」をモットーに、振袖地域1番店を目指し、お振袖選びから、前撮り撮影・家族成人式、成人式当日のお支度、卒業袴のレンタル、のすべてのサポートを承っております。
和とわ総本店では、ベテランスタッフから写真スタジオスタッフまで総勢25名体制で、一生に一度のお嬢様の晴れの日を丁寧にプロデュース致します。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。
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